J-BON会議に行ってきた。

一昨日から今日まで,J-BONの会議に行ってきた。J-BONとはリンク先を見てもらえれば大体分かると思われるが,GEO BON(GEO Biodiversity Observation Network) の日本版で,私の仕事としては,生物多様性のデータの地図化,見える化だと思っている。

で,関係する所ではやっぱりFOSS4Gが使われていたりする。
たとえば,J-BONの核として期待されているGBIFでは,データ表示にOpenLayersが使われているし*1,研究者が使うために作られたTerraLookというソフトのコアは,OpenEVFWToolsが使われている。
こういう所も,切り込み口になるんじゃないかと思った。


あと,会場で話した人から

論文に載せられる程度の分布地図が作れるGISソフトが欲しい

という話を聞いた。
ぶっちゃけ,QGISとかuDigと,地球地図あたりがあれば出来る話なのだが,やはりハードルは高いようである。
やはり,そういう層に向けたテキストの整備が必要だと痛感した。


というか,それはそれで明日はまた別件で東京。
とりあえず,準備をせねば,なのである(汗

*1:現時点では,Beta: GBIF Open Geospatial Consortium servicesということらしいが