金を払ってるんだから

払った金の分ぐらい,意見を言う権利はあるよな,うん(ぉぃ

ということで,id:wata909:20090428#p1で突っ込んだ某雑誌の記事。私自身はまだ入手していないのですが,id:yellow_73:20090502#p2でid:yellow_73氏が簡単なレビューをあげてくれました。多謝。

で,氏のレビューを見る限り,2年前の状態からほぼ進歩がない様である。ぉぃぉぃ,本当にそれでいいと思っているのかね,この学会の人は。
というか,「地理空間情報」の利活用をどうしていくかって時代に,そもそも「地図画像のポータルサイト」を作ることの意味があるのかね? そしてそれが「「デジタル地図学博物館」ポータルサイト」の名に値するんかね?


さて,ここで思うのはなんでこんなことになったのか,ということ。
一つの可能性は,能力が足りなかった。id:yellow_73氏は

人手が足りないのかカネが足りないのか

と,穏便な表現にとどめておりますが,こと研究の世界で,自分達が言い出したことが出来ないのならば,それは「能力が足りない」ということでしょう。


で,それよりも怖いのが「これで良い」と思っている場合。
そんな馬鹿な,とおっしゃるかも知れません。確かに,データベースの数やデザインはこじゃれたモノになるかも知れません。でも,「地図画像のポータルサイト」は「地図画像のポータルサイト」でしかないわけで。デジタル化された「地理空間情報」にはならないのよね。ユーザーからすれば個々の間には凄く大きな溝があるわけだけど,そもそもその溝を知らない,もしくはその溝の先の世界を知らない可能性だってあるわけで。
ということで,溝の先を知らずに「これで良い」と思ってると,本当にやばいと思うんですけどね。


さて。ついさっき,某雑誌を注文しました。
どんな記事が来るのか,楽しみというか,戦々恐々というか,です(汗