El Fin De La Infancia
大学時代の先輩の訃報を聞く。
同じ学科だったわけでも,サークルだったわけでもなく,ただサークル棟の同じ界隈の住民で,飲み会だとか,大学祭だとかで一緒に騒いでいた思い出がある。
もう7,8年前になるか。就職して,久しぶりに大学祭に顔を出したら,やっぱりあった。学生時代みたいに痛飲して,騒いで,楽しかった。翌日出勤だってのに,豪快に電車を乗り過ごして,その辺の居酒屋で始発まで待ったなんてことになったけど。
あのときは,あれが最後になるなんて思わなかった。
そういうことって,これから増えていくんだろうなと思った。
今まで出会った沢山の人で,会わないんじゃなくて,本当に会えない人が少しずつ増えていって,いつか俺も会えない人の仲間入りするのだろうな。
Barbarian on the GrooveのCHILDHOOD'S ENDを聞いている。
いつだって 最後の時は 誰も気がつかずに過ぎて
もう一度 会えるかなんて 本当はわからないんだ
その通りだと思う。
同じ毎日を過ごしているつもりで,今日と昨日は,全然違うもんなんだって思った。
ただ,それでも。ありがとうございましたと。楽しかったですよと。
せめて,そういう思いが伝わればいいと思う。