OSGeo.JP 大阪ミニイベント

とりあえず出張版Geo関係ということで,開設してみる。

まずは,先日いったOSGeo.JP 大阪ミニイベント
色々なお話を聞けたわけだが,OSGeo.JPの森さんのWhere2.0報告と,NTTデータ /(独)情報処理推進機構の三浦さんのOpenStreetMapの紹介が面白かった。

森さんの発表はIT業界から見た場合のGeoSpatialデータにかかわるビジネスの最前線の報告で,こういった話を聞く度に「日本の地理関係は衰退して当然」という気分になる。

森さんの発表の中で「ここが鍵だ」と強調しておられた

情報を空間的に組織・体系化する

という言葉。実はこれこそが地理学の本質ではないかという言葉なのだが,はて,何処にいっちまったんでしょうかね。
自分自身,何か突破口を見つけられている訳じゃないのだが,この言葉の意味は忘れずにいたい。


対して,三浦さんのOpenStreetMapの紹介。
今までOSGeoやFOSS4Gでお話を聞かせていただいた方は,多かれ少なかれ「地図」とか「地理」とかいうバックグラウンドをもっている方だったのだが,氏のバックグラウンドは「Map」の方じゃなくて,「Open」の方だそうです。
「面白そうじゃん」という事で,これまでとは違うことにチャレンジする氏のバイタリティーもさることながら,「楽しいからやってるんだ」というオープンソース界隈のもってるポリシーと,GeoSpatialなものは,それだけ楽しいものなんだ,という事実に改めて感動したのでした。

まぁ,そんな感じでぼちぼち書いていきます,はい。