QGISでラスタデータが開けないorz...

OSGeo4WでインストールしたQGISでラスタデータが開けませんorz...

ちなみに,ラスタデータが開けてるPCで使ってるOSGeo4Wフォルダをコピーしても,開けないPCでは開けなかったりします。
どうやら,プラグインがウニャウニャしている感じ。で,Image Cliperをアンインストールしたら,開けるようになりました。
うーん・・・。どうやら1.0.2に対応していないようで,1.0.2と1.4とかを共存させてる当たりで問題がありそうです。
使いでのありそうなプラグインだったので残念。

後に続け!

id:vec2rasさんがid:vec2ras:20091127で書いておられますが,FOSS4Gの代表格ともいえるGRASSの解説書Open Source GIS: A GRASS GIS Approachの日本語訳,オープンソースGISグラスアプローチ第3版 日本語版が出ております。


値段を見て頂くとわかるのですが,元の本より翻訳本の方が安いです。しかも翻訳者である植村さんの自費出版
これは,本書の訳者後書きに書かれているのですが,いくつかの出版会社に持ち込んだところ,市場性がないと言うことで断られてしまったとのことです。しかし,日本語での解説書がないから市場も広がらないという悪循環。そこで,

この様な膠着状態を打破するためにはある種の侠気(狂気)が必要であろう

とのことで自費出版を決意されたそうです。
もう,格好いいぞと,惚れたぞとw


植村さんは「侠気(狂気)」といっていますが,私が好きな言葉では「伊達と酔狂」でしょうか。
どっかの宇宙歴の提督じゃありませんが,「伊達と酔狂」でいろんな事に風穴を開けたいと,私も思います。
自分なりのやり方で,彼の後に続けたらと思っています。

衛星データはフリーが当然?

LANDSATがフリーになったのずいぶん前のことですが,さらに以下の衛星データもフリーで公開するようです。

SPOT Comes to USGS Archive of Earth Observation Imagery
ESA Member States approve full and open Sentinel data policy principles


SPOTは

over parts of North America between 1986 and 1998

とのことなので限定的になるようですが,Sentinelについては,ESAがこれからあげる衛星なので,それが

The new data policy ensures free-of-charge access to all Sentinel data as well as the products generated via the Internet to anyone interested in using them, mainly for GMES data use but also for scientific and commercial use.

となるのは,これまたすごいことだな,と思います。
GISデータに関しては,基盤地図情報をはじめ,多くのデータが公的機関によりフリーで提供されていますが,衛星データもだんだんとそうなっていくのかな,という感じです。


そうすると,やはりソフトの方も新しく公開されるデータに対応していかないといけないんだよな。し,仕事が(汗