せんとくんと風子ちゃん

とはいっても奈良のあちらじゃなくて。
風子ちゃんこと,MSI U100 Wind Notebook (Netbook?) せんとくんこと,CentOSをインストールしようとしたわけです。

で,何が問題かというと,CentOS 5.2をインストールしようとすると,カーネル・パニックが発生して,もう,うんともすんともいわない,とw

何とかかんとか回避したわけだが,具体的作業は以下の通り。


1.CentOSは5.2ではなく,5.1をいれる。
 まずキモになるのはここ。もしかすると何とかなるのかもしれませんが,私はあきらめましたw


2.インストールするときに,開発系のツールも入れる。
 具体的には,こちらを参考にして頂きたい。
 上記では「開発ツール」だけインストールしてますが,私はレガシーな開発ツールとかも入れました。必要じゃないかもしれませんが,一応ということで・・・。
 何故これらのツールが必要かというとですね。ただインストールしただけでは,NICを認識しません。そのため,後でドライバーコンパイルして組みこむ必要があるのですが,そのためにgccとかが必要になります。


3.NICのドライバーの設定
 前述のように,ただインストールしただけではNICを認識しません。そこで,こちらこちらを参考に。わたしは,Realtek RTL-8111Bではなく,後者に出ているRealtek RTL-8100Eとして処理しました。そのため,インストールしたドライバーはr8168系ではなく,r8101系です。


4.GRUBの設定
 インストールが終了し,アップデートを実行するとCentOSが5.2になります。こうすると,はやりカーネルパニックを起こして,起動しません。そこでブートローダーであるGRUBの設定を変えます。
 具体的には/boot/grub/grub.confを開いて,defaultを変えます。私の場合は「default=1」としました。何番がCentOS 5.1で何番がCentOS 5.2なのかは環境によって変わると思いますが,新しいものから0,1と振られるようなので,恐らく「1」,将来的にCentOS 5.3とかが出たら「2」とかになるのではと思います。


5.モニターとビデオカードの設定。
 ここまででも一応使えるのですが,画面表示が800x600を横に引き延ばした形になります。これは美しくない。ということで,1024x600で表示出来るようにしたいわけです。
 ここでは,上のメニューバーの「システム」から「管理」→「ディスプレイ」を選びます。「ディスプレイ設定」が出てきたら「ハードウェア」を選択,「モニタータイプ」を「LCD Panel 1024x768」,「ビデオカード」を「intel - Experimental modesetting driver for...」に変更します。さらに「モニター設定」に戻って解像度を「1024x768」に設定します。
 そうすると,一応1024x600で表示されている感じです。800x600が横に引き延ばされた状態よりは,なんぼかましかとw


さて,次はGRASSを入れたいわけだ。
上手くいくのか,いかんのか。こうご期待!

・・・いや,やっぱりしないでw

追記

GRASS62インストール完了。fftwは入れなかったけどw
ということで,疲れた。帰る・・・。