WMSの話の続き

id:convivialさんからはてブでコメント頂きました。ありがとうございます。

レガシーなGIS屋が受け付けなかったというのもあるにはあると思うけど、この方式だとサーバの負荷が高すぎて使い物にならないことが多いんですよね。

確かにその通りで,これがネックの一つなのは言うまでもありませんね。
これはデータを利用する側にとっては,端的に「遅い」ということになるのですが,データを提供する側にとっても,私のようにTomcat+GeoServerで動かしていたりすると,サーバーがいつ落ちるかとビクビクしなくてはいけないので,悩みの種の一つです。これは,クライアント側がタイルキャッシュに対応してくれれば改善すると思うのですが,どうなんでしょ,その辺?

ちょっと話は変わりますが,Tagchan's Blogで紹介されていた「空中写真」は,流石にレスポンスが早かったです。サーバー側をしっかり整備して,それなりの速度で動かせるというのは,個人レベルでは金銭的に難しいかもしれませんが,地理院国交省がちゃんと取り組んでくれて,共通の地理情報基盤とするのは,必要なことではないかと思います。

というか,私も試してみた気づいたのですが,これってQGIS 1.0WMS 1.3.0 に対応してるって事なんですよね。いや,すごい進歩ですよ。これで,「国土情報ウェブマッピングシステム」やら「地理情報共用Webシステムゲートウェイ」辺りのデータは,表示出来るようになったって事ですから。

ということで,WMS1.1.1と1.3.0の混乱は,デスクトップ・アプリではなんとかなりそうな気がしてきた。