楔形文字とデジタル「地図」

こないだの土日で、ベルリンに行って来ました。
天気も気持ちのいい初夏の陽気で、町並みも緑が沢山あって、町のサイズもパリみたいにあまり大きすぎず、とても良いところでした。もっとも、限られた範囲しか回ってなかったのかもしれませんが。写真をアップしようと思ったのですが、見事に職場に忘れてきました・・・。


さておき、時間がなかったので一ヶ所だけ博物館に行って来ました。ペルガモン博物館です。主に中近東の古代遺跡に関する展示が多かったのですが、ふと気になったのが楔形文字*1

紙にペンで書くとなると面倒なことこの上ない文字だけど、粘土板の上に尖筆(スタイラス)で刻み込むとなると、あの文字の形は結構合理的なのかもしれない。あえて整理するなら、楔形文字という情報は、粘土板というメディアに最適化された形を持っているのかもしれないと思った。


ここでいつもの問題設定に戻ってしまうのだが、じゃあ、紙というメディアではなく、デジタルなメディア*2に最適化された地図っていうのは、どういう形なのだろうか?

いや、既に現実に流通しているデジタルな地図情報は、ある程度最適化が進んでいるのかもしれない。私自身が、ちゃんと整理できてないだけかも。

その辺り、ちゃんと歴史を追って整理しないといけないと、改めて思いました。

*1:つか、Unicodeに入ってるんだw http://www.unicode.org/charts/PDF/U12000.pdf

*2:この場合Webと非Webで違うだろうが