Düsseldorfにて

もうこちらに来て9ヶ月になろうというのに、まだ行ったことがなかったので、デュッセルドルフに行ってきました。
WikiPediaにも書いてあるように、日本人が結構いる町で、町中でもちらほらと日本人を見かけました。ボンやケルンでは、ほとんど見かけません。


そんな中で、大通りの一角で千羽鶴を折っている人たちがいました。「1000 Kraniche für Japan」。少しでも手伝えればと思って、折らせてもらいました。ただ、日本人だから折れるだろーぐらいのつもりでやってみたら、すっかり忘れてましたw
そんな私を見て、「折れないですよねー、僕も家で「日本人なのに折れないなんて、信じられない!」とかいわれましたけど、無理ですよねー」と話しかけてくれた青年は、日独のハーフで、日本に滞在していたことがったそうです。鎌倉の大銀杏が折れたのも、ショックだ!と、そんな話しもしました。他にも、ちょうど地震が起こるまで同じように日本に留学していたのだけど帰国させられたというお嬢さんや、市民学校で日本語を勉強していますというお嬢さんもいました。


なんだか、とてもありがたかったです。こんなに遠いところで、こんな風に日本のために祈ってくれる人がいることが、とてもありがたかったです。


今はまだ難しいかもしれません。でも、彼らがまた安心して訪れられる様になるように。出来ることなんて限られてるけど、それでも、少しでも貢献することが、彼らに対する恩返しになるのだと思いました。

いまだ日本からは厳しいニュースしか流れてきませんが、温かい気持ちになることが出来ました。ありがとう。本当に、ありがとう。